心理学部・臨床心理学科では「ダンスセラピー・リーダー」という基礎的な資格を取得することができます。大学でこの資格を取得できるのは、国内では札幌学院大学だけです!
*資格の詳細については「日本ダンス・セラピー協会サイト」をご覧下さい。

札幌学院大学では例年、多い時で30名ほど、少ないときで10数名がダンスセラピー・リーダー資格を得ています。卒業前に資格取得できることから、就活用の履歴書に書いて自己ピーアールにしている学生もいます。また、修士課程の院生の中には、大学院修了後に病院などの現場で働く中で、ダンスセラピーなどのグループ・アプローチを依頼されることもありました。

 ダンスセラピーの実技やアプローチは、子ども達を対象にした遊戯療法(プレイ・セラピー)とも馴染みが良く、ダンスや身体的な動きを通じて子どもと関わる中で、問題解決や成長に貢献することができます。また、身体接触を取り込まない一般的な心理カウンセリングとは違い、常識的な範囲での身体接触とその理論化が明確なので、言葉ではなかなかコミュニケートできない人との関わりに、ダンスセラピーを有効活用するという方法もあります。

 中学・高校でダンスが正課として取り入れられたこともあり、若者の間ではダンスは共通言語となってきています。ただし、「人に見せるためのダンス」に留まらず、身体的あるいは心理的な問題を癒やして解決に向かう方法として「ダンスからダンスセラピーへ」の展開は今後はさらに重要なアプローチとなるでしょう。

 大学で「ダンス」を学ぶとしたら、体育大学系のところで「スポーツとしてのダンス」を学ぶか、あるいは芸術大学系のところで「アートとしてのダンス」を学ぶことになります。そうしてみると、「セラピーとしてのダンス」を学べる札幌学院大学の心理学部・臨床心理学科は、そうした領域の最先端を走っていることになるようです。